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2007年10月31日 (水)

今月?のベスト&リスト(2007年9、10月)

 10月に感想を書いた本がやたら少なくなっちゃったので、9月分とまとめてリスト化。ちなみに11月は1個もエントリを上げてない(笑)。

◆ベスト 【フィクション】   「夕凪の街 桜の国」 こうの史代

 宮本輝「青が散る」もいろいろ感慨深かったんだけど、わずかなページ数でヒロシマの60年を見事に描ききったこの作品がやはりいちばん心に残った。

◆ベスト 【フィクション以外】   「核兵器のしくみ」 山田克哉

 上の作品とセットで核について考えさせられた。昔は私もそうだったが、ぼんやりと原子力発電所に嫌な印象を持っている人には一読をおすすめする。好きも嫌いも、まず知ってからであろう。核の危険性と安全性、そして代替エネルギーが生まれない限り、この鬼子のような存在に頼って生きねばならない人間の業が理解される。

 上記の作品も含めて、2007年9月と10月の感想リストは以下の通り。

あなたのホルモー属性は?―「鴨川ホルモー」

宇宙最高のヒキ?―「MOON LIGHT MILE 15巻」

働かざる者、読むべからず―「働きマン 4巻」

心理面から見た絶望的「冤罪システム」―「『うそ』を見抜く心理学」

デビュー年にしてこの貫禄―「仲蔵狂乱」

タイガー以降の敵役の難しさ―「風の大地 44巻」

超スケールの二段オチに出会う幸福―「ONE PIECE 47巻」

核を考えるときの土台ができる本―「核兵器のしくみ」

平和の下に埋まっているもの―「夕凪の街 桜の国」

男は恋に恋焦がれて吉原へ―「吉原手引草」

親子は似るからいいのだと思う―「『親子は似る』のウソ・ホント」(日経Kids+ 2007年10月号)

これも何かの縁だ、閉店まで付き合うぞ!―「オーレ! 1~4巻」

「見立て」ができるのは作家の強味―「二人道成寺」

もし医者も患者も「死」を容認したならば―「破裂 上・下巻」

自分の青が散ったのはいつだったか…―「青が散る 上・下巻」

殴り込み前夜―「HUNTER×HUNTER 24巻」

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