再起不能フラグか?―「風の大地 45巻」
前巻の感想で、いったいどのくらいの人がこのマンガの新刊をフォローしてるんだろうとか書いたら、その後こんな場末のサイトにも「風の大地」というキーワードでの検索が思いのほかあって、「自分はひとりじゃない」と安心した(笑)。
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風の大地 45 (45) (ビッグコミックス) 著者:坂田 信弘 |
いよいよ再起不能フラグが立ってしまった、ような気がする。15番のティショット、左足首の限界が近づいた沖田が覚悟を決める場面がはっきりと描かれた。
今日でプロゴルファーの身が消滅しても構わない…
マスターズ勝利、ラストチャンスと思って戦いたい。
明日は考えまい。過去も考えまい。
スタンス幅を狭く構えた沖田の全身を描く大ゴマがムードを盛り上げる。そしてその回のラスト、しっかりと歩みを進める沖田の見開きが炸裂。
昨今の展開は坂田的クリシェのオンパレードで、その密度に正直目まいがすることもあるのだが(笑)、ここは良かった。
この左足首の怪我、まだプロになって2年くらいなのに化け物みたいに強くなってしまった沖田をなんとか接戦の中に引きずり下ろそうという作者側のミエミエの仕掛けだと思っていたが、もしこれで引退まで行ってしまうとなると、怪我の意味もとらえなおさなきゃいけないな。
あとこの巻で珍しかったのは、各話の最終ページにいつも載ってる坂田ポエムで、比較的まともなゴルフ解説があったこと。いつもは「風が吹いていた。風、吹けば、弱き人、揺れる。『ワテの勇気は空っぽの風船みたいなもんですわ。でもあのお方のは違いましたんや。ワテにも今ならそれが分かります』 人、風の中で生きる。沖田圭介、26歳と6か月の時」とか書いてあって、まったく展開に寄与することのないただのページ稼ぎなので読み飛ばしているのだが、この巻の第1話のポエムは、沖田が狭いスタンス幅で打ったボールの飛び方を解説していて、何の気なしに読んで正直びびった(笑)。
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*しかしテキトーに作った坂田ポエムがわりとそれっぽい(笑)。誰か「坂田ポエムジェネレーター」とか作ってくれないだろうか。
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